
明日(23日)から診察再開です
[2022年12月22日]
ようやく長い療養期間が終わりとなります。
この度は私の自己管理の不十分さから、長期に渡る臨時休診をいただいてしまい、
大変申し訳ありませんでした。今後はこれまで以上に自己管理に留意したいと思っております。
今回の療養期間で感じたことは、
『いつも通りの日常』というものが当たり前のものではないということです。
色々な事件・事故・災害が起こった際に何度も口にされてきた事ですが、
今回本当にそれを痛感しました。
家族やスタッフと電話越しでしか喋れない状況
喜んでこっちに来る子供に来ちゃダメと言わなければならない状況
調子悪いと来院された患者さんに「ごめんなさい。診られません。」としか言えない状況。
などとてもストレスフルな『非日常』を過ごしてきました。
最近、グリーフケアのセミナーを継続的に受講しています。
グリーフとは悲嘆と訳され、通常は近くにいる人・ペットをなくした際に感じる感情のことです。
そのセミナーでよく言われるのは、「当たり前の日常の喪失はグリーフ」という事です。
現在の自分はまさにグリーフを感じている状況という事ですね。
たかだか数日間『いつもの日常』がなくなったぐらいでこのストレスです。
ペットを失った飼い主さんのグリーフは計り知れないと感じました。
今回の経験を通して、いかにペット・飼い主さんともにグリーフを少なくする事が
できるかを考えていこうと思いました。
以上です。
療養期間の間ご迷惑をおかけした方々にお詫びを申し上げます。
今回、働くことのできる喜びというものも感じました。
23日から頑張ります。
今後ともよろしくお願いします。