
新年最初のブログ
[2015年01月09日]
あけましておめでとうございます
皆さん年末年始はどうでしたか?
うちのトリマーは休み中に発熱し、今も苦しんでおります
発熱当日に検査した時は陰性だったのに、
もう一度病院に行き検査するとインフルエンザA型陽性・・・
ちゃんと病院に行ったのに!!
と悔やんでいました
どの検査でもそうですが、100%正確な結果が出るものはありません。
偽りの陽性や偽りの陰性がでることもあります。
検査結果に踊らされないようにしなきゃと思った年始でした
さて、今回のブログはよくある病気についてです。
それは・・・
子宮蓄膿症
中年以上の女の子の元気消失で来られた場合、僕はまず最初に鑑別します。
先日もそんなワンちゃんがいました。
写真のソーセージ状のが子宮です。通常、小型犬ですと太さは8ミリぐらいです。
この膨らんだ子宮の中は膿でいっぱいになっています
この子宮が破裂すると、膿がおなかの中に溢れ出し腹膜炎になります。
場合によっては死に至ることも・・・
怖い病気です
中年の女の子で発情から1ヶ月前後で元気がない・・という場合は注意です。
すぐに病院を受診されることをおすすめします