
新しく導入した器具について
[2015年03月04日]
ついに花粉が飛び出しましたね。
花粉症の自分としてはつらい季節になりました。
普段は室内にいるので症状が出ませんが、いざ外に出ると不安になります。
そろそろ特効薬が出てこないですかね~
さて、本日は先月新しく導入した骨接合の器具をご紹介します。
SOPです。
簡単に言うと、折れた骨を治癒するまで固定しておくインプラントです。
骨が折れた場合、不安定なままにしておくと痛みを生じたり、感染の制御が難しくなったり、骨が癒合しなかったりします。骨折の安定化は骨折の治癒にすごく重要な役割を果たします。
骨折の安定化には大きく分けて、
①ギプスのように皮膚の外側から固定する外固定と
②皮膚の内側から固定する内固定
があります。今回導入したのは内固定の道具です。プレートはすでに当院にはあるのですが、
プレートには数多くの種類があり、治療の幅を拡げるために導入を決めました。
幸いにしてまだ新しいインプラントを使う機会はありません。
ただ、なるべく一度の手術で終わらせるためにはたくさんの武器(選択肢)が必要です。
選択肢は多いにこしたことはない。
いつかこのインプラントを使う症例がいたらブログでご報告しますね。