八田犬猫クリニック/春日井市

春日井市の動物病院『八田犬猫クリニック』は、整形外科に力を入れています。

春日井市の動物病院『八田犬猫クリニック』

慢性腎臓病

[2015年11月24日]

21・22日の二日間臨時休診をいただきご迷惑をおかけしました。

ご来院いただいたのに休診だったという声もお聞きしました

今回の臨時休診では、学会に参加する予定だったのですが、

 

21日→先輩の結婚式

22日→重症入院がいるため離れられず

 

ということでお留守番をすることになりました。

年に一度は学会に参加しようと思っているのですが、

今年は単発のセミナーにしか参加できていません。

来年はできるだけ参加して知識のアップデートをしていくつもりです。

 

さて、今回は現在入院している重症のネコちゃんの病気について書こうと思います。

その病気は・・・慢性腎不全です。

普段の診察で感じることは、ワンちゃんと比較してネコちゃんの方が

腎臓の数値が高いこの割合が高いということです。

理由は、構造的に・・とか機能的に・・とか色々と言われていますが、

はっきりしたことはわかっていません。

とりあえず言えることは、

・ネコちゃんは腎機能が低下する個体は多いけど、治療に反応しやすい

・逆にワンちゃんは腎機能が低下する個体はネコちゃんと比べて少ないけど、

見つかった後は一気に悪くなることが多い

ということです。もちろん末期になればネコちゃんでも治療の反応

慢性腎臓病の悪化要因としては、

・腎性蛋白尿

・全身性高血圧

・尿路感染症

・高リン血症

・貧血

・脱水     などなど

があります。

治療は、悪化要因を一つずつ解決していくことです。

補水、食事療法、リン吸着剤、薬物療法・・・

つまり対症療法ですね。

根本的な治療法がない現在、基本的には早期発見、早期治療が一番効果的です。

早期発見の方法としては、

・尿比重測定

・尿蛋白測定

が有効です。つまり尿検査ですね。

血液検査は万能だと思われがちですが、

腎機能障害が血液検査の結果に反映されるのは残りの腎機能が25%以下になった時だと

言われています。血液検査ではなかなか分からないのが現実です。

特にワンちゃんでは腎機能不全の初期の段階で尿蛋白が出ると言われています。

健康そうに見えても中年になったら定期的に尿検査を実施することをお勧めします。

「最近、水を飲む量が多く、おしっこがシャビシャビだ」、「最近、おしっこの回数が多く、大変」

なんてことはありませんか?もしかしたら腎疾患の兆候かもしれません。

気になったら早めの受診をおすすめします。

 

 

 

 

 


リンク集


ペット保険・動物保険はアイペット
手頃な保険料の手術のペット保険「うちの子ライト」