
セミナー報告(前編)
[2016年06月06日]
今回は6月2~4日の3日間参加したセミナーのご報告です。
3・4日と臨時休診をいただき、ご迷惑をおかけしました
スタッフから、多くの方が来院され、お帰りいただいたと聞き、
申し訳ないと思っております。
ご迷惑をおかけした分、日々の診療に生かしていきます
さて、今回参加したセミナーは
AOVET Course
Advabces in Small Animal Fracture Management
という骨折の治療法の講義です。
2年前に参加したセミナーの応用編です。
写真を撮り忘れたので写真がありませんが、3日間きっちりと参加してきました
日本の獣医整形外科界のトップクラスの獣医師や世界の専門医を講師として、
朝から晩まで骨折について勉強してきました。
初日 8時30分~18時30分
2日目 8時~19時20分
3日目 8時~16時
という過密スケジュール。朝8時から講義を受けることは
学生時代でもありませんでした・・・
それでも時間を忘れるほどの濃密な内容で、
あっという間の3日間でした
おおまかな内容としては、
①関節内骨折
②骨盤骨折
③TPLO
です。
①関節内骨折は読んでそのまま、実際に関節している部分の骨折です。
この部分は整復する際に1ミリでも段差があると、骨折が治癒しても
関節炎が悪化してしまいます
そのため、「どんな形でもくっつけばいいや」というものではなく、
キッチリ治さなければなりません。
固定法も強固な方法を選ぶ必要があり、選択肢も限られてきます。
術前の治療計画をしっかり立て、手術に臨まないと失敗の可能性が高まります
要点はこんなところでしょうか。
長くなったので次は後編で・・・